12.災害尽くし(2010/02/28)

 だいぶお久しぶりになってしまいました。
 近況報告になりますが、卒論の最終諮問を月初めに終え、先日卒業確定情報が出まして、どうにか学部生時代に区切りをつけることができることになりました。自分は高校卒業後、仙台で予備校に1年お世話になり、大学でも諸々とありまして1年ほど人より多く時間を費やしているため、遠回りな道筋を通っています。親のすねをかじりっぱなしで大変申し訳ない想いがあるのですが、実家に戻った時には精いっぱい親孝行して返そうと思います。
 既に春めきはじめた東京では、梅の花も散り始め、木蓮のつぼみは産毛を落として本格的な春日和を待ち遠しそうにしています。出会いと別れの季節と言いますが、自分の場合は出会いを多く感じられる春に出来ればいいなあと思います。
 
 ところで、チリで大きな地震があり、本日日本にも余波として津波が来ていましたが、皆さんのお住まいの地域ではどうだったでしょうか。秋田出身の自分としては、津波の影響と言うのは過去に大きな事例がありましたので良く聞くところです。「30cmの津波」というと、普通の波を思い浮かべると大したことは無いと考える方がいらっしゃるかもしれませんが、普通の波と津波というのは全く別種のものであり、30cmという規模でも容易に人をなぎ倒すくらいの力はあるということです。面白半分で物見に行くと大変なことにもなると思いますので、是非ご注意ください。(村上春樹の小説で津波の話があったと思いますが、本当にトラウマになりかねませんからね・・・)
 これに加えて、Twitter上で実家の徒歩3分圏内で大きな火事があったようでして、今日は防災について少し考える一日でした。実家である由利本荘地域も地震空白域でして、いずれ大きな地震が起きるだろうということは良く言われています。東北地域は冬場の冷え込みは大変厳しいものですから、冬季にそういった大災害があった時も考え、十分な備えと、他地域からの援助を迅速に受け入れられる態勢が必要不可欠でしょう。また、そういった災害時には地域の繋がりによる相互扶助も重要なものになると思うので、平時からそういったコミュニティの構築も大切になりますね。
 何分、自分は人に比べて酷く体力が無いものですから、「どう生き残るか」については重要な案件だったりもするのですが・・・(笑)