33.高橋優 ニューヨーク路上ライブを見て(2011/02/26)

 
 日本語でギター1本、そしてNY。スタッフさんはついててもまあかなり緊張してらっしゃったようで。歌詞一カ所間違えた、とか。高橋さんの良い所は、格好いいんですけど、それ以上に可愛いんですよね…(笑)
 本当は、個人的には英語で歌って欲しかったとは思うんです。NYでやるならば、米国の一つの中心で歌うならば、英語でやって“伝えて”欲しかった。ただ、高橋さんの福笑いは「世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う」と歌ってるので、それはそれでガッツリと貫いて欲しいとも思ってます。“伝えること”と“感じさせること”ってまあ違うんだよなあ、と。
 言語の壁って依然として高くて、それに言語が文化の下地にもなってるから、伝わらないどころか理解するにも壁になったりするんですよね。それをどういう形であれ、超えようとする意志をしっかり持ってる人は、それだけで凄いとは、本当に思います。確か歌舞伎だったとは思いますが(違ったら大変申し訳ない)、アメリカで英語講演やってみたり、日本語講演やってみたりとか凄くチャレンジャブルなことしてるんですよね。今回の高橋さんや、そういったのも含めて、これから国境や言語まで超えてのコミュニケーションがどう変わっていくのか、とても興味はありますし、今回、自分でも何かチャレンジしてみたいとも思いました。
 自分のスタイルやベースとなってる何かを大事にしつつも、まったく別の誰かと、共通の何かを見出して、お互いにポジティブなコミュニケーションを取っていこうとする姿勢。難しいことですが、たぶん目指すべきところのひとつですね。
 
 ちなみにかくいう私は英語がダメダメで、使える言語と言うと日本語と秋田弁だけなわけですが。いえね、TDKに努めてる従兄がメキシコに出張した時、YES/NOでなんとかなったと豪語してたので(責任転嫁


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