1.「町おこしin羽後町」拝読なう

山内貴範/町おこしin羽後町 〜美少女イラストを使ってやってみた〜

上記を半分ほど読み終えて。
あれです、"萌え米"の企画のとこですね。
ただし、この山内さんの企画というのは、実際は最初に"萌え"ありきだったのではなく、むしろ最近世の中にあるヲタ文化の問題―――エロ過ぎや犯罪予備軍的扱いなどに対する、アンチでもあったということです。世間一般の"萌え"に対する悪いイメージ、そしてまたヲタが持ってる自分の趣味は世間には認められない(いや、これは俺もあるw)というイメージに対して、"美少女イラスト"を大々的に取り上げて、誰でも楽しめる可愛いイベントを起こそう。それで町おこしもやってみよう。そういう流れで、これが当たって、町でやってる祭は盛り上がり、交流人口が増え、祭へのイラスト募集には中国から応募があったり、とかとか。
好きなものに対して、真面目に取り組む。内輪じゃなくて、地域全部、地域以外の人にもわかるように伝えられる努力をする。

大事だよなー、と。
最近、地元とかでやってるような"町おこし"の活動は、正直なところ、「本当に大事なことなの?誰かそれを好きな人はいるの?」と問いたくなったり、「ただ単に流行にのってるだけ、クオリティ低すぎ」と言いたくなったり、根っこから考えられてないんじゃないかというのが多いと、感じる次第。
特に、インポートしたまんまの企画多いよね・・・。グリーンツーリズムだって、いまいち由利本荘の特質(山菜豊富な鳥海からヨットハーバーな海までの子吉川とか)出せてない気がするし。
上の感想、間違ってたらばツッコミを是非。ただ、東京から見る限りでは、大体そんな感じでして。「現場に行ってないからだ」というのは、魅力を伝えることにある意味ではまだ不足しているのではないでしょうか。

とは言え、最近、動いてる分には凄い動いてるんですよね。
県庁の広報のほうで色々と試行錯誤してるのは見えてきてますし、データもじゃんじゃか出てて嬉しい限りです。卒論用のデータが、えぇ、東京からだと足りなくて(ごふ
無事、進学できたらばちょくちょく帰れるよう、準備しておかなくては。

とは言いつつ、まず単位からですけどね・・・ o rz